SONY ICF-6800(5)
今回の修理のまとめです。(当初の修理予定)
・チューニングメーターの針が動作しない → メーターのピボットのネジを緩めて正常動作
・SW受信時のカウンター表示不良 → トランジスタ交換
・SW受信時のバンドセレクタの動作不良(10MHz選択部) → スイッチを速乾性のクリーナーで清掃
・SW受信時のダイヤルドラムの周波数ズレ。(カウンターが正常動作するとズレもなくなる。) → トランジスタ交換
・チューニングメーターとダイヤルドラムのランプが点灯しない → トランジスタのハンダ割れを直し、LEDに交換
上記以外の修理(修理中に対応が必要になったもの)
・FMダイヤル糸の糸切れ → 新規ダイヤル糸にて修復
・プリセレクター基板とメイン基板を繋ぐ同軸の網線部が酸化し、ハンダがのらない → 手持ちの極細同軸と交換
・パワーアンプ基板とスイッチ基板間の配線切れ(3回) → 都度ハンダ付け
・アンテナ入力切替スイッチとモード切替スイッチの清掃 → 速乾性のクリーナーで清掃
調整した箇所
・VCO1 FREQUENCY COVERAGE ADJUSTMENT
・10MHz OSCILLATOR(正常範囲内で調整なし)
・18.6MHz OSCILLATOR(正常範囲内で調整なし)
他の調整箇所もあるのですが、SSGを入手できたら今後調整予定です。
なお、コンデンサ類は目視で問題なさそうでしたので、今回は交換なしとしています。
配線切れについてですが、作業の都合上メイン基板を何度もひっくり返すので基板側が切れてしまい、その都度ハンダ付けしました。
最近わかった他の故障個所
・イヤホンジャックから音が出ない
・録音ジャックが動作していない
時間を見つけて修理予定です。
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