SONY ICF-6800(2)
入手したICF-6800で故障の原因と思われるトランジスタ(2SC930)の交換を行いますが、2SC930ではなく、代替品となる2SC1675を入手し交換しました。
サービスマニュアルや先人の方々の情報を参考に分解し、メイン基板のトランジスタを交換していきました。
今回はMW基板以外の2SC930をすべて交換しました。MW基板のトランジスタを交換しなかったのは、MWの感度が問題ない状態に思えたのと、MW基板に到達するにはプリセレクタ部の糸掛け(2か所)を外さないといけないので、(糸掛けは苦手の為)今回は見送りました。
交換予定のトランジスタを全て交換し、動作できる状態に組み立てして電源を入れましたが、実は一発では動作しませんでした。交換したトランジスタのうち、Q14(VCO-1 BUFFER)付近で恥ずかしながら半田がブリッジしていました。交換したトランジスタ部ではなかったので、交換後の目視で見逃してしまったようです…。結局この部分を見つけるために、サービスマニュアルに記載されてるチェックポイントをオシロで調べることになりました。(Q14部以外は問題はありませんでした。)
画像は10MHz OSC付近のチェックポイントを測定したときのものです。
この時点で作業はほぼ完了と思っていましたが、まだまだ作業は続きます…。
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